☆『秋田ドライブの旅』☆~その参~

【千秋公園・久保田城】

8月15日(金)秋田ドライブの旅3日目。

 朝イチで千秋公園へ行き、ババヘラアイスを食べながら公園を散策。公園内にある「久保田城跡・御隅櫓」の開館と同時に入館して100名城スタンプ押印。お堀の蓮の花がちょうど見頃で、迫力ある大きさ、奇麗な色に目を奪われました。

 

【道の駅あきた港・ポートタワーセリオン】

 道の駅あきた港へ行き「ポートタワーセリオン」に登りました。地上100mの5F展望室からは360度の眺望が楽しめました。

3F展望室(93m)には7年前の2018年夏「金農旋風」と呼ばれる社会現象を起こし、甲子園で準優勝した金足農業高等学校のエース吉田輝星投手の直筆ファーストサインというものが展望ガラスに書いてありました。

 

 

【なまはげ立像】

その後、男鹿半島へと進路を取り、男鹿総合案内所では巨大なまはげ二体と写真を撮り、県道59号線沿いではゴジラ岩を見るため海岸に下りて散歩。そんな男鹿半島ドライブでひと際迫力があったのが写真の「門前のなまはげ立像」門前地区にはかつてなまはげが一晩で999段の石段を積み上げたという伝説があり、伝説にちなんで立像の高さは9.99m。数台分の駐車スペースとお手洗いが有りました。

 

【入道崎・入道崎灯台】

 おだやかな青い海と万緑の男鹿半島を眺めながら気持ちのいいドライブ。県道59号線を北上し、途中から県道121号線を通って入道崎へ行きました。せっかくなので「えんむすび台」という灯台資料館を見学してから灯台に登りました。広い駐車場とお土産屋さん、食堂などがありにぎやかでした。

 

 

【田沢湖・たつ子姫像(辰子姫坐像)

男鹿半島から一気に田沢湖へ向かいました。田沢湖と言えば金色のたつ子像を思い浮かべる人は多いと思いますが、写真の半身龍になった「たつ子姫像」(辰子姫坐像とも呼ばれる)も一見の価値ありだと思います。

 

田沢湖からは盛岡へ抜け東北自動車道盛岡ICから帰路に着きました。二泊三日のドライブ旅、またいだ日付を数えれば二泊五日。走行距離は1720kmでした。

 

 

*辰子姫伝説*

昔、辰子という美しい娘が住んでいた。辰子は自分の美しさを永遠に保ちたいと思い、近くの大蔵観音に百日参りの願いを掛けた。

そして満願の夜「北の山を越えた所に清い湧き水があり、それを飲めば願いが叶うだろう」というお告げがあった。

辰子が深い森をたどり、その湧水がある場所にようやくたどり着き、手に掬い一口飲んだ。一口飲んだが喉の渇きがおさまらず、何度も手に掬い飲んだが全く喉の渇きがおさまらなかった。とうとう湧き水に口をつけて泉が枯れるほど飲み続けた…。

すると辰子は気づかないうちに大きな龍となっていた。大きな龍となった為、周りの山々が崩れ落ち、水がたまり大きな湖(田沢湖)となった。龍となった辰子はこの田沢湖に入り、主となったという。