☆『機守神社例祭』☆
毎年、七夕の時期に行われる「機守神社例祭」が昨日7月6日、大善寺境内機守神社社前にて執り行われました。
午前中は曇り空だったけど、例祭の途中から強い日差しが…。例年よりもだいぶ早い梅雨明けになったこの日、気温は一気に上昇し猛暑の中での例祭になりました。
今年は例祭で掲げている幟旗が約半世紀ぶりに新調し奉納されました。右写真中央の二本。横70cm×縦7m。
この新調した幟旗を弊社田口織物工場が織らせて頂きました。黒く大きな「奉納機守神社」という文字は染色の職人さんによって描かれました。
弊社の技術は間近で見ないと分かりづらいのですが、旗の生地自体にジャカードによる紋織りの表現で「八王子織物工業組合」とその文字を挟むように織物組合の「鳩が向き合ったマーク」が織込まれています。
この幟旗が今後半世紀、さらにはそれ以上の長い年月、八王子の織物産業を見守ってくださりますよう強く願いました。
幟旗を作ったのがきっかけで、この生地を使用して帆布バッグを作ってみようという企画が持ち上がりました。
織物組合のベネックというショップの店員さん達が試行錯誤を重ねて出来上がった試作品が例祭の会場でお披露目されました。
まだ売り出してはいないようで、値段は分かりませんでした。カラーバリエーションもこの他にピンク・インディゴ・イエローなどがあるそうです。会場では、御洒落・可愛い・綺麗などのお声が聞こえていました。
販売が開始されたらこのブログからも報告したいと思います。是非、織物組合の1階にありますショップ「ベネック」へ足を運んで手に取って見て欲しいです。
今後、織物復活をかけて八王子を代表するような商品に発展したらうれしいですね。
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